Maria’s Blog

様々な出来事による心の変化を書き留めようと思います。誰かの希望の詩になれば幸いです。

光とは?

人々は辛い時や苦しい時

「今は辛いかもしれないけど、もう少し頑張れば!」

と考え、前に進もうと努力するだろう。

 

それでもダメになりそうな時

周りの人々からこんな声かけをされたことはないだろうか?

 

 

「きっと明けない夜はないから!」

「今はまだ暗いトンネルの中かもしれないけどあと少しで出れるはずさ!」

 

この言葉は、ある人にとってはとても励ましになるだろう。

しかし、そのある人とは

『1度でも光を見たことのある人』

にかぎる。

 

タイトルの『光』とはつまり『希望』を指しているのだ。

 

残念ながら私は

『1度も光を見たことがない人』

である。

 

しかし、生まれた頃から光を見ることができていないので

そのことに不便と感じたことはない。

むしろ、見えないことが私にとって普通なのである。

 

そのため、ほとんどの事に対して

「どうせこの程度でしょ」とか

「今は良さそうだけど期待はできないな」

などと、少々捻くれた性格で物事を見ている。

 

もちろん、この性格を全面に出してしまうと

とても生きづらいので表面上では

『光に満ち溢れている人』

を演じて生きている。

 

しかし最近は厄介なことに、なんと

『光を見てみたい』

と考えるようになってしまっている。

 

こうなってしまうと虚しくなる一方で

勝手に孤独を感じ、勝手に闇の深い所に向かってしまう。

 

周りが言う『光』の近くにいると『温かさ』を感じることはできるが

その『光』とは、そんなに美しいものなのだろうか?

いつか見ることはできるのだろうか?

 

そんな事を考えていると朝日が差し込んできた。